備忘録

夢とか白昼夢とかのメモを薄くしたり濃くしたりしたやつだよ。カルピスと一緒だね。

神経を取り出されたりしたことなど

・脊椎から神経の束を取り出され、どこを触ったらどんな感じがするか訊かれる

  利き酒ならぬ利き神経である。首の後ろ側を切開して取り出されたものは、白くてつるつるした、光ファイバーのようなものであった。あまり痛くないので良かったが、これが現実だったら死ぬほど痛くて死んでいたであろう。まず首を切られた時点で失血死は必至である。

  今はどうだか知らないが、私が小学生の時分には「耳から出ている糸を引く」と「それが視神経だったので目が見えなくなった」だの「糸の先に小さい塊が付いており、よく見ると脳みそだった」だのという怪談があった。当時も信じていたわけではないが、体の中にあるはずのものが知らないうちに外に出てしまうのは怖いな、とは思った。

  最近、寝るときに寒いので肩甲骨あたりにカイロを貼って床につくのだが、これがちょっとしたアルコールよりはるかに寝つきやすい。ほとんど気絶したような具合だ。目覚めが暖かいのは良いが、脳みそが1日ぼんやりしてしまう。脳が熱で変質していたり、神経の束に支障をきたしているのでは、とは思うが、気持ち良さには勝てずに、貼ってしまうのだ。つくづく快楽に弱くできている。

 

・イズミノチョウとクロキリシマが竹林を歩く

  たぶん泉ノ蝶と書く女は、十二単よりはやや簡素ではあるものの、平安調の格好をしていた。忍者のような黒装束の男は黒霧島と書くらしい。焼酎の名前ではなかったか? 竹林というのは夢でも白昼夢でも、割合よく出てくる舞台である。

  焼酎はのみつけないというか、香りが独特なので、あまり好んでは飲まない。の割にチューハイはのむのだが、これは口当たりの軽さというか、炭酸が好きというのが大きい。鍛高譚は旨く感じるので、芋焼酎が苦手なだけかもしれない。

  百年の孤独を読み終えたときに同じ名前の焼酎があるのを知ってから、ずっとのみたいと思っているが、機会がない。