備忘録

夢とか白昼夢とかのメモを薄くしたり濃くしたりしたやつだよ。カルピスと一緒だね。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ホウトウ的なスイトンのことなど

・「溺れるゴボウはホウトウをも掴む」 久々にホウトウを作ろうと思い立ったが、冷蔵庫にゴボウがなかった。そのためだろう。ところで出来上がったのはスイトンだったが、ホウトウとスイトンは似ているので仕方がない。ヒラメとカレイのようなものだ。 自分…

秘伝の書USB

今晩くると言われていた台風が、上陸が早まったのか昼前には到着し、そのため午後の授業が始まる頃には暴風雨になった。時間割を確認すると、次の授業は体育である。どう考えても屋内、もしくは自習になるはずだが、クラスメイトは次々と教室を出て、更衣室…

キューバのニンフ的な人夫のことなど

・キューバの人夫にとって日本の冬は寒い…川が凍るとその上を滑る キューバがどんな国かはよく知らない。確かカリブ海辺りの地図を眺めた翌日のことだったので、その影響と思われる。暖かいところらしいので、日本の冬はさぞかし寒かろう。住んでいる人間で…

2つの意味を持つ話法

ある一つの単語が為政者を意味し、その単語を含む一文はその政治形態を表す。一文の長さは統治の長さを示している。 また、章を構成する一つ一つの節は、ある政治的な思想を喚起するようなシラブルを持っており、そのため「言葉として現れる物語」と「イメー…

公民館的な地獄のことなど

・大勢の人間を並ばせて、延々と帳簿につける 閻魔大王と言われてイメージする、例のヤツである。予算の問題か知らないが、公民館のごとき簡素な建物で、座って作業している人間も一見して普通の会社員、しかもパイプ椅子であった。地獄の口ではなくて選挙の…

北極のテーブル

夜中、ふと目が醒めると、隣に寝ていた父も母もきょうだいもいない。月明かりは青々として、普段とは違う白いカーテンが風に揺れている。窓が開いているのだ。 窓の外は視界が遠くまで拓けており、その先には海が見える。月の夜には海原が光を反射し、黒と白…

買い物履歴のことなど

一瞬の白昼夢を見るのはほぼ毎日のことである。せっかくなのでメモしておこうと思う。 ・薬局のポイントカードで購入履歴が判明し、ストックがないとわかった と言われる。この「買い物の履歴を知られる」というのは通の夢でもよくあるパターンなのだが、何…

白人形の片足坊主

池の縁には大木のような泥人たちが、その身を暖かな日差しで乾かしては、泥を塗りたくるのを繰り返している。そうやって泥人は、バウムクーヘンの要領で膨れ上がる。人間が衰え死んで塵になるのと同じに、泥人も成長しきると、崩れて土くれに還る。 池から離…

夢の話

小さな頃は、夢を見る方だった。将来の目標ではなく、レム睡眠時に見る夢である。これは誰でも見るが覚えていないだけだという。だから正しくは、私は見た夢をよく覚えている方、ということだ。殺されたり追いかけられたり、どこかから落ちたりと、恐ろしい…